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Omarchy Quattro アップグレード完全ガイド:Quickshell によるシェル統合

Omarchy 4.0 Quattro への完全アップグレード手順書:Quickshell デスクトップアーキテクチャの理解、Lua 設定への移行、安全なメニュー式アップグレード手順、スナップショットによるロールバック手順。

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Omarchy 4.0(コードネーム Quattro)は、プロジェクト史上最大のアーキテクチャ刷新です。単なるテーマの刷新にとどまらず、トップバー、アプリランチャー、メニュー、通知、OSD、コントロールパネル、ロック画面、polkit 認証エージェントに至るデスクトップシェル全体が Quickshell 上に統合・再構築されました。

これにより、3.x 時代の Waybar、Walker、Mako、SwayOSD、hyprlock、hypridle、swaybg、polkit-gnome などのデーモン群は完全に退役しました。

アップグレードと新規インストールの選択

現在の環境推奨される手順
既存の Omarchy 3.x 環境があるインプレースアップグレード: Update > Omarchy を実行後、Update > Omarchy to Quattro を実行
新しいマシンまたは初期化したいクリーンインストール: 4.0.0 ISO からインストール
Windows とのデュアルブートQuattro ISO: 未割り当て領域インストール(Free space install)を利用

Quattro の主な変更点

1. Quickshell による統合デスクトップシェル

  • インタラクティブなトップバー: ワークスペース、時計、天気、トレイ、バッテリー、更新インジケーターを統合。
  • 総合メニュー (Super + Space): アプリ起動とシステム管理コマンドを 1 つの検索画面に統合。
  • アプリ専用ランチャー (Super + Alt + Space): アプリの素早い検索に特化。
  • 通知センター: Super + Shift + Alt + , で通知履歴を一覧確認。
  • コントロールパネル: オーディオ (Super + Ctrl + A)、Bluetooth (Super + Ctrl + B)、ネットワーク (Super + Ctrl + W)、ディスプレイ (Super + Ctrl + D)、電源 (Super + Ctrl + P)。
  • 統合ロック画面: モダンなロック画面と polkit 認証プロンプトを内蔵。

2. Hyprland 設定の Lua 構文への移行

Hyprland 0.56 以降との互換性を確保するため、設定構文が Lua に移行しました(~/.config/hypr/*.lua)。

3. パッケージアーキテクチャの標準化

Omarchy コンポーネントは Git チェックアウトではなく Arch Linux 公式パッケージ(ALPM)として配布されます。

アップグレード手順

  1. メインメニュー(Super + Space)を開きます。
  2. まず Update > Omarchy を実行します(パッケージ情報の同期とマイグレーションの実行)。
  3. 次に Update > Omarchy to Quattro を実行します。
  4. アップグレード完了後、PC を再起動 します(Quickshell 環境への切り替え)。
  5. ログイン後、Super + K を押して新しいキーバインドが有効になっていることを確認します。

トラブルシューティングとロールバック

問題が発生した場合は、PC を再起動し、Limine ブートローダーの System Snapshots からアップデート前のスナップショットを選択してロールバックしてください。